新たな旅立ち、皆さんのおかげです

みなさん、お久しぶりです!あゆみです。いやあご無沙汰です。元気でしたか?グアテマラ記をお送りするといっていたのに、すみません。アメリカへ先月帰国して、今までカリフォルニアに滞在していました。自分の休養のためです。そして、あることでまた筆をとる勇気と気力をもらいました。長くなりますが、自分の再起の記録として、ここに思いの丈を書かせて下さい。

グアテマラに滞在した間、スペイン語だけでなく、様々な人々、場所からかけがえのないことを学びました。それと同時に、私のプライベートでも立て続けに変化が訪れました。その人生の圧縮ちゃんこ鍋具合を、これからお送り致します。

まず、お付き合いしていた彼と別れました。尊敬していた部分もたくさんありましたが、価値観のすれ違いが続き、「別々の道を歩んだ方が良い」と決断しました。幸せな家庭を望む34歳の今、自分と家庭を持って子どもを持ちたいと言ってくれる人は本当に貴重な存在。なので迷いました。ですが、その迷いは「執着」であるとわかった時、手放す決意をしました。

そして、仕事も辞めました。会社の方向性の大転換で、「あ、このままだと自分の人生を生きられなくなる」とまず思いました。そして、「どうしたもんかなぁ」とぼーっと考えていた時。ふと携帯に登録していた、「子どもを持つ前にやりたいことリスト」を引っ張り出しました。すぐに「あ、今がチャンスだ」と感じ、再就職先も探すことなく、翌日には辞職の旨を伝えました。

傍から見たら、バカでしょう。シカゴの良い場所で、おしゃれなアパートを借りて、旅行に行くくらいの余裕はありましたから。しかし、私の直感が告げた「お金は後で取り戻せても、時間は取り戻せない。今しかない。」というメッセージに逆らうことはできませんでした。

そして、私はグアテマラに行く前にアパートも手放したので、家もありません。はい、実はもう半年ほど、世界を股にかけ絶賛ホームレス中です。

まぁこんなわけで、一気にグアテマラで「パートナーなし、職なし、家なし」の瞬間を迎えました。しかし傍から見たらふさぎ込んでもおかしくない状況で、「かっけえ私、この話は是非とも子孫に語り継ごう。」と一人で謎の自己肯定感に包まれた私は生粋のマゾ気質なのでしょう。

帰国後、自然豊かなカリフォルニアへ。ずっと考えていた個人ウェブサイトの制作(下に情報載せます)、本当に素敵なトラベルブランドさんからの記事執筆の依頼、素敵な新しい友達とのご縁、大好きなダイビング、自然を堪能し続けました。

充実していましたが、ある日のこと。「私は誰かと幸せになれるのかなぁ」とふと思いました。

3年前の国際離婚を経て、それ以降も縁には恵まれず、何度「自分が何かおかしいのか」と責めたことかわかりません。今回もその感情が突如やってきて、ぼーっと考え込む日が続きました。「小さいことで悩むな」と頭の中ではわかっているのに、どんどん自信を失っていきました。

そんな中、私を救ってくれたのはメッセージを下さった、このブログの読者の方々です。ずっと更新してなかったにも関わらず、本当にありがとうございます。感謝してもしきれません。

「あゆみさんの生き方を見て、自分らしく生きていこうと思いました。ありがとうございます。」

この言葉でどれだけ救われたことか。「あぁ、私は特にこれといった才能はないけど、私らしく生きていることが、誰かの幸せにつながっているんだ。自分のこの生き方も才能なんだ。こうやって小さいことで落ち込んでいる時間があったら、この才能で人を幸せにしたい」、そう思った瞬間、胸からマグマのような熱さがこみ上げてくるのを感じました。

私はこれから一層、皆さまに恩返しをしていきます。そして、これからまた大好きな中南米に戻ります。街の色、スペイン語の響き、スペイン語を話している時の開放感に満ち溢れている自分、あの環境に戻れば、何か見つかる気がします。何も根拠はありません。逆に根拠なんかなくてもいいって思ってます。「こっちを選べば自分が笑顔になれる」、その直感だけを信じてしばらく生きていく予定です。別に失敗したって、私には失うものなどありませんから。

不安がないといったらウソになります。だけど、「不安は心の筋肉痛」だと思うんですよね。今までの人生を振り返って、「~したらどうしよう」という不安を乗り越え、「あ、なんだ私できるじゃん」と自分に驚く度に、心の筋肉の厚みが増していくのを感じてきたからです。その厚みが増す度に、より大きな挑戦をしても一層動じなくなりました。今回もそうなるんでしょう。自分がどのように大きくなっていくのか、今とてもワクワクしています。

その模様を皆さまとこれから共有していけるのが、本当に楽しみです。こんな私ですが、これからも温かく見守ってくだされば幸いです。お伝えできていなかったグアテマラのストーリーもお送りします。

人生1回きり、片道切符。とことん楽しんでやろうじゃないか!!

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