【メキシコ滞在記④】とりあえず１回飲み込んでみれば良い（その２）

前回のブログは、こちらから！　

ガイドの掛け声とともに、勢いよくジャンプして飛び込んだ。その後の模様が、以下のビデオである。私があーやこーやと説明するよりはるかに臨場感が伝わると思いますので、是非一部始終をご覧になっていただきたい。無論、イカしたピンクのベストが私である。

ちょっとー見るたびに泣きそう！！

２０年来の夢で、海洋図鑑の中にしか存在しないと思っていたジンベイザメがいきなり目の前に現れた時の衝撃は一生忘れません。ジンベイザメ以外の物や音、何もかも私の五感から遮断されて、この地球上には私とジンベイザメしか存在していないかのような錯覚に陥りました。

・・・恋？

しかし、ここまでジンベイザメに食いついて泳げた自分に驚いた。犬かき一本で生涯切り抜けてきた、このワタクシが。火事場の馬鹿力ってこれか。見る度にかっこよく見えるな。よし決めた、将来結婚相談所に登録したら、この動画を参考資料に使おう。

でもさ、こうやって定期的に、わざと自分がむしゃらにならざるを得ない状況に置いてみるって本当に大事なことだと思う（定期的にジンベイザメと張り合えとは言ってはございません）。

なぜこう思うかというと、この自論の公式があるからです。

自信のない自分×成功体験＝自己受容

自己受容×成功体験＝自己肯定

自己肯定×成功体験＝自信

日頃、「自分だめだなｗ」って笑っちゃう時たくさんあるじゃないですか。

仕事で腹立って私の主食『きのこの山』を買いにいったら、疲れていたせいか、淫らな心で『たけのこの里』に遂に手を出してしまったり

Youtube関連動画のトラップにはまって３時間いつの間に経過してたり（なんで犬の動画見てたと思ったら、最後は江頭２：５０の動画に行きつくのだろう）

『大丈夫大丈夫、今晩勉強にとりかかる前にこのドラマ２話くらいは観れる』が、気づいたらいつのまにか１週間全コンプリート、お供にしていた夜のダークチョコアイスで太ったのみで目標何も達成せず、とかもう挙げたらきりがありません。

あ、こういう時間を否定しているわけではありません。自分の欲求に率直に生きる時間もとることで、その次に進めるので。

ですが、人間本当に怠ける生き物じゃないですか。負の連鎖から抜け出せなくなって、自分の目標に全然着手できなくて、「自分だめだなｗ」が「自分だめだな・・・」になり、自己嫌悪になること、私もしょっちゅうです。この場合は、『メンテナンス』が必要です。

まぁ人間怠けるのが生物学的にプログラミングされているから、半分私達のせいではないんですけど（笑）脳はエネルギーの２０％を毎日消費するから、温存のために、できるだけ安易な方向を選択するようにプログラミングされているらしいですよ。ほら太古の昔、常に危険な獣に周りを囲まれていたから、いざという時に逃げられるように。

では、この『メンテナンス』はどうやればいいのか？これです。

自信のない自分×成功体験＝自己受容

まずは、自己受容を目指します。ここを飛びぬけて、自己肯定感は絶対に持てません。「今の自分でまぁいいか」が自己受容です。

そのためには、もう、動く。動いて、『あれ、自分できるじゃん』っていう成功体験を積み上げることしか、絶対に無理。

深いこと言えなくてすんまそんですが、まじでこれしかない。机に座っているだけで自己受容できるようだったら、世の中にカウンセラーは存在しません。

基本的に私達、不安や自己嫌悪になる時って、だいたい暇な時じゃないですか？忙しくしている時や、好きなことやってる時、運動してる時、「なんて私はだめな人間なんだ」とは思いませんよね。

なので、私が不安や自己嫌悪になっている、と気づいたら、いつもこれを口に出してみます。

『本当にあんた暇なんだねぇ』

コツは、めちゃくちゃ自分に飽きれたように言うことです。そして、この動画をセットで観ます。