ゆる~い私の半世紀

 自分の人生を振り返れば、たくさんの学びがあります。振り返ると、私の学びにはいつも『旅』がありました。

初めての旅の記憶は、3歳の時でしょうか。箱根での初登山では、「頑張るって楽しい」ことを学び、

5歳の時には、父親の故郷の鳥取県で「小さな日本でも色んな慣習や言葉がある」ことをショック療法で学び、

そして9歳の時には、新潟の佐渡島で「姉弟で力を合わせて危機を乗り越える」ことを学びました。

 幼い頃から日本各地を旅し、多様な風土や文化に触れることで、「多様性って面白いなぁ」と幼心に感じてきたことが、私の人生観に大きな影響を与えたと思います。

 そして、海外へ旅行に行き始めてからは、何もかも日本と違ってショックも大きい分、学びも倍増しました。

 初海外のオーストラリアでは、それまで『可愛い』の塊だと思っていたコアラの真の姿を見て「何でも自分の目で見ないと本当の姿はわからない」ことを学び、

フランスでは、フランス語が全くわからない祖父が、堂々とジェスチャーでフランス人とコミュニケーションを取っている姿を見て、「本当のコミュニケーションは言葉だけではない」ということを学び、

そしてスペインでは食中毒にかかり、大晦日に母と弟と共に病院の緊急救急室に運ばれましたが、たくさんの助けをもらって無事に日本へ帰還することができ、「人生なんとかなる」ことを学びました。

しかし、人生の最後はなんとかなるものの、それまでが大変なのが人生(笑)

10年前、最初の結婚でアメリカへ渡ってからは、それを思い知らされました。

移民としてゼロの状態から、何もかもが違う『多様性のるつぼ』に投げ込まれ、必死で生きる日々が続きました。自信を持っていた英語も全く歯が立たない。生活をスタートさせたアメリカ最南端・ミシシッピ州の片田舎では、仕事もカジノかエビ釣り漁船しかない(笑)

それまで日本で頑張ってきたつもりでしたが、ここで初めて「必死になる」という言葉の本当の意味を知りました。

 住む場所を変えながら努力を続け、うまく行き始めたと思った矢先、価値観の違いで離婚へ。しかし、負けん気の強さから「日本へ帰るなら、一人の力で何か成し遂げてから帰りたい」と思い、一人で挑戦していく道を選びました。

しかし、一人の生活に慣れ、自信がついてきたころ、私は死ぬ一歩手前の事故を経験します。
 その日は大雨で、「水はけが悪い」と以前から悪評のあった橋を車で走行していた時のことです。ハイドロプレーン現象が起こり、「ガコン」という音がした瞬間に車のコントロールがきかなくなり、橋の両側にピンボールのように車が左右にぶつかっていく。


 「あぁ、私はここで死ぬのか」と半ば諦めていたところ、奇跡的に車が停止し、外へはい出ることができました。すると、間髪入れずに仲の良い同僚が偶然車で通りかかり、彼が呼んでくれた救急車で、即座に病院の緊急救命室へ運ばれることに……。

外傷はほぼ皆無で、医者には「こんなのは見たことがない。まさに奇跡だ!」と言われるくらい、車の損壊状態は相当なものでした。緊急救命室のベッドで見た、車のボンネットがめくれあがった写真は今でも忘れられません。
 

朝食のコーンフレークを食べていた10分後に、自分は死ぬ寸前まで行ったのだ。ベッドで横たわりながら、天井をぼーっと見続け、そのことばかり考えていました。そして思ったのです。

「いつ死ぬかわからないんだから、会いたい時に会いたい人に会って、行きたい時に行きたい場所に行こう。」

 それから約6年間が経ちましたが、これまでとは比べものにならないほど多くの学びを得ました。この事故をきっかけに「生きること」に貪欲になり、「見えるものすべてから吸収しよう」という欲が生まれたのです。そのおかげで訪れる場所で様々なことを感じられるようになり、出会う人々との会話も豊かになり、本当の意味で「多様性」の美しさを学びました。

 「この美しい多様な世界は、百色(ももいろ)の虹のようだ」

 その想いが、このブログのタイトル「百色(ももいろ)せかい絵日記」に込められています。これからも、日常生活や旅で学んだこと、出会った人々から教わった「人生を明るく生きるヒント」をどんどん発信していきます。それによって、読んでくださる方々の周波数をどんどん上げて、みんなで幸せになっていくのが私の志です。

みなさん、今後とも末永くよろしくお願い致します!😊

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