本当の幸福とは何か考えてみた③

前回のブログからの続きです⇒

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②“水”を注ぐ=『自分は幸福を受け取る価値がある人間だ』と認識する

「コップに半分“しか”水が入っていない」と思うのか、「コップに半分“も”水が入っている」と思うのか、という有名な例えがあります。これは「幸福は自分の見方次第」という真実を表してくれた、見事な例えです。

私は海外20カ国以上の人達と関わってきましたが、上記のコップの例えのように、同じ環境でも人の意見が真っ二つに分かれる例をたくさん見てきました。それを見続けてきて、「はて、何がこの2種類の人達のパターンを生むのだろう?」と、とても不思議に思ってきました。

そしてある日、どの国でも、それぞれの人達に口癖の傾向があることに気づきます。

この観測から、

「幸福を感じ取るのが上手い人は、『自分は幸福を受け取る価値がある人間だ』と潜在的に思っているのでは?」

という結論に至りました。

そう思っているから幸福に対して意識がチューニングされ、「自分が得たもの」を捉えているような口癖になる。そう思っていない人は不満や悲しみに対して意識がチューニングされているから、このように「自分にないもの」を捉えているような口癖になる。

つまり、自分自身への見方が世界の見方そのもの。

だから自分自身が「幸福マグネット」になって、幸福な世界に生きることも可能だ!

と気付いた時は強烈なアハ体験でした。

かといって、当時の私は自己肯定感はそれほど高くなかったです。周りに気分を左右されてばかりの日々でした。

かといって、幸福マグネットになるのを諦めたくない。じゃあどうしたら良いか、と考えていた時に「自分の脳を“私は幸福を受け取る価値がある人間だ”と思いこませてやればいい」と気付きました。

そこで始めたのが“リフレーミング”の訓練です。このリフレーミングは心理学用語で、思い込みや固定観念を別の視点から捉え直す方法です。

そう、まさに最初に出したコップの例と一緒。こんな感じで自分のネガティブ観測をポジティブ観測に変換します。

これを毎日意識的に訓練していきました。「面倒くさい」と思ってしまう時も多々ありましたが、「21日間新しい習慣を続けると、脳はその習慣を取り込むために新たな思考のパターンを作る」という実験結果を信じて、根気良く続けていったんですね。

参考文献:

そしてこの習慣を始めて約1か月が過ぎた時に、安定してご機嫌な自分に気付きました。なぜかと観察してみると、もう意識しないでリフレーミングできるようになっていたんです。

感動しました。

脳の訓練って筋トレと全く一緒だと思いましたね。最初はしんどいけど、そのしんどさを乗り越えていくと、そのトレーニングがストレスなく出来るようになっていく。

最初から全ての言動を上記のように変換してみる、と言っているのではありません。1日に1変換からで十分だと思います。私達の脳は変化を嫌う習性があるのに、それに打ち勝って1を生み出すだけでも、本当に凄いことではないでしょうか。

参考:https://toyokeizai.net/articles/-/395045?page=2

何事もそうですが、大事なのは毎日の継続ですよね。私は短気なところがあるので、ついホームランを狙いがちですが、地味な努力の積み重ねがあってこそホームランを打てる選手になれる、としつこく自分に言い聞かせています(^q^;) 
 

永続的に幸福を感じられることが誰しも理想としていることでしょう。ですが、永続的に幸福が向こうから歩いてきてくれることはまずあり得ません。だったら、こっちから出向いて幸福を感じ取ってやればいいんです!

(続く)

完結編は、明日3月4日に公開します!また覗きにきてね!

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