時間がなくて焦る?是非“シャバッド”を!【イスラエル滞在記①】

私は昔から気持ちが先走りしやすい女です。この前もエレベーターに乗りながら先の計画についてあれやこれや考えていたら興奮しはじめ、気持ちと一緒に足も先走り、ドアが開く前にドアに衝突しました。眼鏡の鼻パッドがゆがむほど。正しい「猪突猛進」の読み方は「ちょとつもうしん」ではありません、「ブッチィあゆみ」です。

なんで気持ちが先走るかというと、「効率的に動かねば」っていう想いが強すぎるんでしょうね。「時間が有限である」って全く考えていなかった子ども時代が懐かしい。「夕飯の時間まで効率的にリカちゃん人形と三輪車で遊ばねばならない」なんて思わなかったですもんね。

まぁでも、大人になっていくごとに義務や目標が増えていくからこそ、時間の貴重さが身に染みてくるから、これは至極真っ当な変化なんですけどね。

そんなことを考えていた時、数年前にイスラエルへ訪問した時に学んだことを思い出しました。本題に行く前に、イスラエルの風景をちょびっとおすそ分けします!街全体が白の石造りで、本当に聖書の世界を歩いているようでした。

そして、ここがかの有名な『嘆きの壁』。

紀元70年にローマ軍によって破壊されたエルサレム神殿の中で唯一残った場所です。ユダヤ人の聖地とされていて、中世以来、ユダヤ人はこの壁に額を押し当て、聖なる都の滅亡と神殿の荒廃を嘆き、その回復と復興を祈ってきたことが『嘆きの壁』と言われている所以です。

似合う?中東版ボンドガールみたい??

全世界から来ている信仰者の方々のお祈りの響きが、本当に美しかった。ずっと聞いているとトランス状態になったことを覚えています。一人一人のお祈りに、その人の神様への想いが乗っているかのように感じました。いや、乗っていたのでしょう。明らかに場所の周波数が違いました。

ちなみに、この石の壁の隙間に願い事を書いた紙を挟むと、願いが叶う!という伝承を聞いたので、私もやってみました。その手紙の内容を写真に収めておいたのですが、これがまたなんと、現在ばっちり叶っているんですよ。鳥肌立ちました。こんなことなら、「ブログを読んでくださる方々の肩こりが一生なくなりますように」とか社会貢献の願い事をしておくべきだった。

さて、本題に入ります。この嘆きの壁で、私はある老婦人と出会いました。その方から教えていただいた学びが、今回のブログのテーマです。その老婦人はイスラエル地方から巡礼に来ていた方です。私が一人で自撮りをしていた時に、「撮りましょうか?」と声をかけてくれたことが、会話のきっかけになりました。

私が日本人だと分かると、非常に親日家であった彼女は色めき立ち、ますます会話が弾みました。誰かと旅するのももちろん幸せなんだけど、一人旅の醍醐味って、これなんだよね。そして、私がいつもイスラエルについて疑問に思っていたことを彼女に質問しました。
 

私「ノーベル賞の40%ってイスラエル人で占められているじゃないですか。本当に凄いですよね。なんでそんなに優秀なんですか?」

老婦人「まぁ嬉しい、そう言ってくれてありがとう。んー、やっぱり“シャバッド”があることで考えが深まる習慣があるからかしら。」

私「シャバッド?」

老婦人は、シャバッドとはユダヤ教の安息日で、非常に大切な習慣だということを教えてくれました。簡単に言うと、1週間のうち、1日何もしない日のことです。金曜日の日没から土曜日の日没までが安息日で、なんと公共交通機関が全て停止し、ショッピングモールやスーパーなどもすべて閉館されるらしい。

そして老婦人は、このシャバッドがもたらす人生への恩恵を、私に語り始めました。
 

(続く)

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