人生はチョコレートの箱。開けて開けて開けまくる。【パレスチナ滞在記①】

久々に『フォレスト・ガンプ』を観ました。いやぁ名作って何回観ても飽きないですよね。

ところで、この映画の中での1番の名言、皆さまは覚えていらっしゃるでしょうか?

『人生はチョコレートの箱のようなもの』

チョコレートの箱は開けてみないと、どんな形・色か分からない。食べてみないと甘いのか苦いのかも分からない。人生もそれと同じで、全く予想できない。

という意味ですよね。

そして、たぶんこの映画のCMかな?幼少時に初めてこの言葉を聞いた時、私は勝手に勘違いをし、恐怖を覚えました。

なので、その後数週間くらいはムクドリのようにちまちまとチョコレートを食べるようにしていました。

ですがある朝、起床してリビングに行くと、両親が冬眠明けのクマのようにチョコレートを貪り食っているではありませんか。

『待てよ、この人達はこうやってウン十年間生きてきたのに、まだピンピンしてるじゃないか』と、ここでやっと自分の間違いに気付いたんですね。我ながら微笑ましいです。

あっ、失敬しました。地元の校長先生に匹敵する前置きの長さでした。

さてさて。これまでイスラエル滞在記を2回に分けてお送りしてきましたね。その旅の終盤に、『人生はチョコレートの箱だ』と思わざるを得なかった出来事に巡り合った話をしようと思います。全く予想外のご縁で、未知なる世界であったパレスチナを訪れた話です。

そのご縁は、エルサレムの世界遺産『オリーブ山』へ訪問した時にやってきました。ここはエルサレム最大の絶景スポットとして有名です。
 

そしてガイドブックを開いて『次どこ行こうかな~』と考えていると、なんと「ニホンジンですか?」と誰かが日本語で話しかけてくるではありませんか。えっ、と思って顔を上げると、そこには若いイスラエル人の女性。

彼女の名前はシャロン。日本大好きで、4回くらい既に訪問したらしい。ユダヤ教徒で、このオリーブ山のふもとにある教会を時々訪ねるらしい。いつもなら来ないが、今日はたまたまこの景色を見に来たとのこと。

あゆみ「日本語うまいですね~」

女性「まだまだです。もっとうまくならないといけません。ですが、ラーメンの話は日本語でたくさんできます。」

その後、私達はオリーブ山を共に下り始めました。日本語と英語を交えながら、シャロンが好きな日本の神社のこと、イスラエルのこと、色々な話に花が咲きました。

そして、彼女が突然私に聞いてきたのです。

「パレスチナのヨルダン川西岸地区に行ってみたい?」

え???

嘘???

入れるの??

参考:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/43e0d8b5047f636443ed116e8b7df58f9319d2a3

彼女は時々ボランティアとして、パレスチナ・ヨルダン川西岸地区に物資を届けに行っている、という話をしてくれました。そしてパレスチナ人がイスラエルに入るのは大変だけど(通行許可証が必要。持っていない人の方が大半)、彼女についていけば問題なく入れるとのこと。それに聖都ベツレヘムにはイスラエル人以外の巡礼者もたくさん来ているらしい。

あぁ、この地に住む神様が私に現状を行って見てきなさい、とご縁を運んできてくれたんだなぁ。

私は即座に『イエス』と答え、彼女の車に乗り込み、検問所へ到着。緊張と高揚が入り混じった何とも言えない感情を抱き、私はシャロンと一緒に検問所へ入っていきました。

(続く)

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